新築の家づくりを検討している方にとって「防犯対策」は欠かせないテーマのひとつ。
年末年始や長期休暇は、帰省や旅行で家を空ける人が増えるため、空き巣の被害に遭いやすい時期です。
大切な住まいを守るためには、家を建てる段階から防犯を意識した設計や設備を取り入れることが重要になります。
留守中の“見せる防犯”と新築時に取り入れたい防犯設計・防犯設備の工夫を解説します。
留守中の“見せる防犯”で住居の安全性を強化

留守中であっても在宅しているように見せる工夫はたくさんあります。
住居の防犯対策を強化して、侵入されにくい環境をつくることが大切です。
防犯ステッカーの貼付
「防犯カメラ作動中」などのステッカーを目立つ場所に貼るのもおすすめです。
遠くからでも見えるサイズやデザインのステッカーを選ぶと、より効果的な抑止力が得られます。
照明のタイマー設定
タイマー式の照明を使い、決まった時間に照明を自動で点灯・消灯できれば、在宅しているように演出することができます。
年末年始の旅行や帰省など、長期間の留守を周囲に悟られないために、在宅を装う工夫を取り入れておくと安心です。
郵便物の管理
郵便物の溜まりがちなポストは「留守」だと判断され、空き巣に狙われる原因になります。
長期不在の場合には、郵便局に転送サービスを依頼するか、配達の一時停止すると良いでしょう。
家づくりに取り入れたい防犯設計

新築ならではの強みは、最初から「狙われにくい家」に設計できることです。
防犯設計の工夫で、侵入のリスクを減らしましょう。
死角をつくらない外構計画
塀や植栽で敷地を囲む場合は、外から見えない“死角”をつくらないことが重要です。
背の高い植木や塀はプライバシーを守る一方で、空き巣にとっては格好の隠れ場所になってしまうため、適度な視認性を意識したデザインがおすすめです。
侵入経路になりやすい窓の工夫
特に狙われやすいのは1階や勝手口の窓。小窓にも面格子を設置したり、ガラスを防犯合わせガラスにすることで侵入しにくい構造にできます。
アプローチの見通しを確保
玄関までのアプローチは、外からの見通しを良くしておくと防犯性が高まります。
夜間は人感センサー付き照明を設置して「人の動きに反応する家」と印象づけましょう。
二重ロック(ダブルロック)の設計
玄関ドアや窓にはワンドア・ツーロックを標準に。侵入に時間がかかるだけでなく、防犯性能の高さを外から見せられる点でも効果的です。
近隣とのつながりを意識した配置
隣家や道路から死角にならない窓の配置を考えることで「周囲の目が届く」設計になります。防犯はコミュニティの目が大きな役割を果たす点も忘れないようにしましょう。
家づくりで検討したい防犯設備

設計とあわせて、設備面でも防犯性能を高めることができますので、家づくりの段階で検討すると良いでしょう。
後付けよりも、新築時に導入するほうがコストを抑えやすいメリットがあります。
防犯カメラ
防犯カメラは、玄関や勝手口、ベランダなど侵入経路となりやすい場所に設置すると効果的です。
録画機能付きのカメラを設置すれば、抑止力になるだけでなく万一の際の証拠にもなります。夜間や光のない場所では、赤外線暗視カメラが適しています。
モニター付きインターホン
玄関ドアを開ける前に来訪者の顔や服装、持ち物などを確認ができるため、防犯性の向上はもちろん、予定された訪問者の確認などの日常的な利便性もあります。
来訪者を録画できるタイプなら留守中の訪問者を自動的に記録することが可能なため、不審者対策としても有効です。
スマホ連動型を選べば外出先でも確認できます。
スマートロック
スマートロックは、カードキーやスマホで施錠・解除の操作ができます。
鍵を閉め忘れたか気になったとしても、すぐにスマホで確認できるのでとても便利です。
誰がいつドアを開けて出入りしたのかを履歴で把握することもできて、セキュリティ面の向上にもつながります。
センサーライト
人の動きに反応して照らすライトは、夜間の侵入を防ぐ効果大。玄関や裏口、庭など死角になりやすい場所に設置しましょう。
設置場所に合わせて、検知範囲や点灯時間を調整できる機種選びも重要です。
防犯に配慮した家づくりを実現する「家づくり相談会」

防犯対策は、新築時こそ最も無理なく計画・導入できる絶好のタイミングです。
設計の段階から防犯を意識することで、死角の少ない間取りや防犯性の高い窓・ドアを自然に取り入れることができます。
さらに、配線が必要な防犯カメラやセンサーライトなども、建築中に組み込めばコストや手間を大幅に減らせます。
防犯に配慮した家づくりをお考えの方は、アイフルホーム大阪大東店にご相談ください。
新築の計画段階こそ、防犯を暮らしの一部として自然に取り入れるチャンスです。
プロの視点からデザイン性と防犯性を両立させた家づくりのプランをご提案いたします。